日本選手権の結果をまとめてみる

日本選手権の結果についていろいろと。
まず連勝記録に注目してみましょう。
連勝記録という点では以下の種目で連勝を伸ばしました。
16連覇 室伏広治(ミズノ) 男子ハンマー投
11連覇 村上幸史(スズキ) 男子やり投
9連覇 室伏由佳(ミズノ) 女子円盤投
6連覇 金丸祐三(大塚製薬) 男子400m
6連覇 吉田文代(成田空港) 女子三段跳
5連覇 早狩実紀(京都光華AC) 女子3000mSC
4連覇 久保倉里美(アルビレックス) 女子400mH
3連覇以下は省略
日本選手権 連勝記録 歴代10傑 赤字は現在も継続中
16 室伏広治(男子ハンマー投) 第79回~
11 村上幸史(男子やり投) 第84回~
10 青木正純(男子砲丸投) 第52回~61回
10 林香代子(女子円盤投) 第56~65回
10 室伏重信(男子ハンマー投) 第58回~67回
9 高橋進(男子3000mSC) 第31回~39回
9 室伏由佳(女子円盤投) 第86回~
8 沢田文吉(男子棒高跳) 第31回~38回
8 山下博子(女子走幅跳) 第51~58回
8 中田有紀(女子七種競技) 第86回~※
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※中田選手はまだ今年のが終わっていませんので、今年9連覇になる可能性があります。
ところで、こういう連勝記録につきものなのが、「ほかの選手が育っていない」という批判。
ですが、今回の日本選手権に関して言えば、連勝が伸びた種目よりも、連勝がストップした種目のほうが情況としてはよくないように感じました。
たとえば、男子やり投では村上選手が11連覇を達成した話は昨日書きました。
ですが、今回の村上選手の記録は非常に素晴らしいものであり、選手としても円熟期を迎えた村上選手が勝つのはそれほど嘆くべきことではありません。そして男子やり投の場合、2位3位に今季好調の若手選手が自己記録を更新しており、今後が楽しみな結果となっています。
女子400mHでも久保倉選手が連勝を伸ばしましたが、記録は素晴らしいもので、2位以下も含めて史上最高レベルの争いでした。
学生の田子雅選手の好記録や、三木汐莉選手の日本ジュニア記録の更新など明るい話題が多い種目でした。
女子三段跳は吉田文代選手が連勝記録を伸ばしました。
しかし、その一方で入賞ラインは史上最高の12m73まで上がっており、そのうち5人がまだ学生であることからも、今後に期待ができる種目といえそうです。
女子円盤投も昨日書いたように、一時期よりも記録は上がっています。
その一方で低調だったのが女子走高跳。
確かに藤澤選手の初優勝がありましたが、優勝記録は1m77と過去35年間で最低。
優勝記録が1m80に届かなかったのは28年ぶりという事態に。
しかも1m70突破者もわずか5人と非常に深刻な状況であることをうかがわせました。
男子三段跳も鈴木義啓選手の自己新での初優勝がありましたが、16m突破者はわずか2人となり、深刻な状況。
つまり、今回の日本選手権に関して言うなら、連覇を伸ばした種目よりも、新たな選手が勝った種目のほうが状況が悪い場合が結構あるといえるのです。
もちろん、男子走高跳や男子棒高跳のように若い勢力の台頭による初優勝という世代交代的なものもありましたし、新たな選手が勝った種目でもいい状況にある種目はいくつもあります。
王座を奪還した種目もありましたね。
今年はなぜか「3年ぶりの王座奪還」が多かったように思います。
3年ぶり優勝は、男子砲丸投、男子円盤投、女子5000m、女子10000m、女子走幅跳の5種目。
2年ぶり優勝は、男子走幅跳、女子100m、女子棒高跳、女子砲丸投の4種目
初優勝が男子200、男子1500m、男子5000m、男子10000m、男子3000mSC、男子走高跳、男子棒高跳、男子三段跳、女子200m、女子400、女子800m、女子走高跳
昨年より初優勝の種目数は増えています。
3年ぶり奪還も昨年は男子400mHの一種目だけでしたから、今年の5種目というのはかなり多いですね。
とりとめもない感じですが、今日はここまで。

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